ビートルズの曲を弦楽団や管弦楽団が演奏したカバーアルバムはかなりの数が発売されています

しかし、名演といえるものは意外に少なく、「ビートルズの曲をクラシック風に演奏してみました」的な作品がほとんどです

今回お薦めするCDは「ベルリンフィルの12人のチェリスト」がビートルズを演奏した2枚


The Bestles In Classic(1992)

哀しみのビートルズ(1992)
2枚ともタイトルはかなりベタです。
前者は、ウェルナー・ミューラーとロルフ・キューン。後者は三枝成影氏が編曲を手掛けています。
ウェルナー・ミューラーは低音を強調しながらメロディラインを際立たせるスタイル。
ロルフ・キューンはピアニシモからフォルテシモまで強弱のはっきりしたメリハリの効いたアレンジ。
三枝氏はビートルズのメロディに副旋律を巧みにからませたセンチメンタルなアレンジ。
三者三様のアレンジを聴き比べると面白いと思います
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